今回はアプローチ素材第2弾
インターロッキングのお話を
させて頂こうと思います。
インターロッキングとは?
インターロッキングとは
インターロッキングブロックのことを言い、
インターロッキング(interlocking)とは、
「かみ合わせる」という意味で、
車両などの荷重が掛かったとき、
ブロック間の目地に充填した砂により
ブロック相互のかみ合わせ効果
(荷重分散効果)が得られる
舗装ブロックです。
インターロッキングブロックの種類としては、スタンダードタイプのほか、
植生用ブロック(緑化ブロック)、リサイクルインターロッキングブロック、ISOラバーストライプ、遮熱性透水ブロック
などがあります。
施工方法
インターロッキングは
基本的にはセメントで固める事はしません。
インターロッキングブロックを置いて
目地砂と呼ばれる、間に入れて
ブロック同士が背っていて
動かないようになっているだけなんです。
施工①クラッシャラン敷設
掘削した底面に弊社では
10cmのクラッシャラン(砕石)を
平らに敷いてよく締め固めます。
施工②敷き砂の敷設
川砂を2〜3cm敷いてよく締め固めます。
クラッシャランもそうですが
砂も締め固めがあまいと
後で沈下の原因となるので
エンジンの締め固め機を使って
しっかりと転圧していきます。
そして木の棒などを使い
慎重に均していきます。
施工③インターロッキングブロックを置いていく
いよいよインターロッキングブロックを
並べて行きます!
インターロッキングは手作業なので
大変ですが一つ一つ置いていきます。
施工④目地砂いれ
目地砂には硅砂といって
細かい砂があるので
それを入れていくと入りやすいです。
川砂でも問題ないですが
少し汚れるのと目が粗いので
インターロッキングブロックの間に
入りずらいので弊社では硅砂を使っています。
以上で完成です。
インターロッキングの
メリットデメリット
メリット①施工性が良い
インターロッキングブロックは2次製品で
予め工場で作って来ている物を
設置して行くので、
コンクリート打設とは違い、
養生期間はありません。
施工が終わり次第、
人が乗れるようになります。
ですので短工期の現場でも施工可能です。
メリット②デザイン性
インターロッキングは
コンクリートブロックの表面に
色をつけてあるため
土間コンクリートに比べて
デザインが増します!
今は大きさ形も色んな物が
メーカーより出ているので
昔の長方形だけと言うわけではありません。
柄も形も選べるので
自分の庭の個性を出せます!
メリット③透水性
インターロッキングは
間の目地と言われる部分に
砂が入っている構造にある為、
透水性が高いです。
ですので水勾配が取りにくい
アプローチなどには
向いている材料だと言えます。
コンクリートなどは透水性が低いので、
水勾配を2%(2/100)
程度取るのが一般的ですので
どうしても距離が長いと気になります。
平らに施工できるインターロッキングは
景観的にも綺麗に仕上がります。
時に最近は植生タイプもあるので
緑とも組み合わせられます。
デメリット①
強度が土間コンクリートなど比べて低い
インターロッキングは
構造上,鉄筋などの鋼材を入れて
補強する事ができない為
駐車場などで大型車などの
重い車が通る部分には不向きです。
乗用車でも同じ所に毎回停まるような所では
その部分だけ凹んでしまう時があります。
その改善策として
インターロッキングの下に
コンクリートを打っておく事がありますが
その分コストが上がります。
デメリット②目地部分に草が生える事がある
必ずではないですが
稀に目地部分に草や苔が
生えてくる事があります。
施工後すぐは大丈夫ですが、
後々に生えてくる可能性も
考えておいた方が良いと思います。
コスト面
コスト面ですが
土間コンクリートと乱形石張りの間くらい
と思ってもらって良いと思います。
インターロッキングブロックも
種類が増えているので
値段も様々ですが、
施工面積なども予算に合わせて考慮し、
良い形のアプローチにしたいですね。
興味のある方は
ご検討してみてはいかがでしょうか?
弊社ホームページ
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