エクステリア工事 外構工事の
アプローチ素材 第3弾は樹脂舗装です。
樹脂舗装は皆さんあまり
馴染みがないと思いますが
実は道を歩いていると結構あります。
エクステリア各メーカーからも
色んな種類が出ており色も様々です。
樹脂舗装とは?
乾燥した砂利と樹脂を混ぜ合わせ
下地面に10mm程度の厚さに
均一に敷いた舗装の事を言います。
四国化成 『リンクストーン』や
三協立山アルミ 『ナチュロア』
などがその例です!
施工方法
①下地砕石
クラッシャランを10cm敷き均し
締め固め機で転圧していきます。
②下地のコンクリート
こちらの商品は表層が10mm程度しかないので
下地のコンクリートを打ちます。
③専用プライマーを塗る
ローラーやハケを使い専用プライマーを塗り、
表層と下地の密着性の向上を図ります。
④表層
骨材と接着剤を良く撹拌し、
コテなどで均一に均して行く。
樹脂舗装のメリット・デメリット
メリット①景観性のバリュエーションの多さ
景観性ももちろん良いですが、
1番はその『バリュエーションの多さ』
だと思います。
様々な種類の石が各メーカーから出ているので
その種類は100以上です。
家の雰囲気にあった物を
洋風でも和風でも合わせられます。
洗い出しパターンも出ているので
それもまた素敵ですね!
メリット②滑止め工法もできる
樹脂製の接着剤と骨材を混ぜ合わせる時に
滑止め材を混ぜ合わせる事で
滑止め仕様にして摩擦を上げる事ができます。
勾配が強い、スロープなどにも使えます!
デメリット①見切り材が必要になる
砂利と樹脂材を練り合わせて
接着しているのすが、
やはり角は経年劣化で崩れてしまいがちです。
ですのでレンガや石材などで
見切り材を入れる事でそれを防ぎます。
工程が増えてしまう事だと思います。
デメリット②車乗り入れNG
やはり車のタイヤがグリップするような
場所では耐摩耗性が確保できず
長い間にはボロボロと
取れてしまう事があります。
デメリット③天候の影響を受ける
樹脂製ですので油性の材料です。
ですので水分を非常に嫌がるので、
下地のコンクリートが湿っていたり、
施工後にも完全硬化するまでは、
雨などに気をつけなければなりません。
コストは?
コストはインターロッキングと石張りの
間あたりかと思います。
ですので見切りを含めた予算で
全体のバランスを考えたプランにする事が
大事かと思います。
今回は樹脂舗装についてのお話でした。
お庭のプランの参考になれば幸いです。
弊社ホームページ
https://instagram.com/smartstyleinc2011?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D&utm_source=qr